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「ペンの光」のご紹介~筆ペン部の課題について~

以前「ペンの光のご紹介〜規定部の課題について〜」というブログを公開させていただきました。

今回のブログでは、規定部に続いてペンの光の「筆ペン部」の課題についてご紹介させていただきたいと思います。

◯ペンの光「筆ペン部」の課題について

以前のブログでご紹介した、❬規定部の課題❭が、ボールペン・デスクペン・つけペンなどに筆記用具が指定されているように、❬筆ペン部❭の課題は筆記具が[筆ペン]に指定されている課題です。
筆ペンを使う機会が避けられない日常生活の中で「筆ペンを上手に使いこなせるようになりたい」という方はとても多く、規定課題同様、ペンの光で学習されていらっしゃるほとんどの方が取り組んでおられます。
〈ペンの光誌〉の学習のしくみなどについては前回のブログ[「ペンの光」のご紹介~規定部の課題について~]の中で詳しくお伝えしましたので今回は省かせていただきました。が、筆ペン部も、初歩の方から段位の方などそれぞれに課題が違い、とても取り組み易い内容です。
また、テキストには各クラスごとに練習のポイントになる解説がされていますのでとても参考になります。
ぜひ〈ペンの光、筆ペン部〉に関心を持っていただけると嬉しいです。

◯級位クラスの学習は...

新規から1級までの方が取り組む課題です。
筆ペンで書く課題ですから、ペンの課題より大きな文字を書いて練習していきます。
そして所定の用紙も書く文字にふさわしく規定課題より大きくなり、また、紙質も筆ペンのインクのなじみやすいとても書き易い用紙で、心地よく練習できると思います。
筆ペン部の課題はすべて縦書きとなっており、級位の課題は毎回楷書となっています。
筆ペンではよこ画は細く、たて画は太くなど、筆ペンの使い方や線の表現を学んでいきたいですね。
日本ペン習字研究会のホームページで配信されている「ペンの光プラス」では、毎月の課題の書き方を動画で見ることができますので、筆ペンの使い方を研究するのにたいへん参考になると思います。

◯段位クラスの学習は...

準初段〜五段までの方が取り組む課題です。
所定の用紙は級位クラスよりサイズも大きく、課題の文字数も増えます。
そして段位クラスになると級位クラスではなかった「行書」の課題も加わってきます。
行書の柔らかく、ゆったりとした書体を筆ペンでも自然に表現していけるよう、より筆ペンの使い方に磨きをかけていくクラスではないでしょうか。
筆ペン部でも規定部と同様に三段・四段の方には、年に一度、春に昇段試験の機会があります。
五段の方は春・秋年二回の昇格試験によって、推薦位へ昇格することができます。
規定部の課題についてのブログでも書かせていただきましたが、昇格試験は上達のための絶好のチャンスです。
昇格試験に臨まれる皆さんは、この昇格試験でグンとスキルを上げておられるように感じています。
ぜひ前向きな気持ちで挑戦していただきたいものです。

◯推薦・準師範・師範クラスの学習は...

推薦、準師範、師範クラスでは所定の用紙は段位クラスと同じですが、段位クラスよりぐっと文字数が増えます。
段位クラスより小さく、多くの文字を書くこのクラスでは、穂先を効かせて、より繊細な筆ペンの美しい線を表現できるよう練習を深めていけるクラスです。
推薦位の方には準師範への昇格試験が春と秋の年2回、準師範の方は秋に年に1度の師範試験が行われます。
前向きに受験していくことが、より上達へつながることだと思います。
現状に満足することなく、取り組んでいきたいですね!

◯まとめ

今回のブログではペンの光の筆ペン部の課題についてご紹介させていただきました。
筆ペン部に取り組んでいくと、のし袋を書く時などに、苦手意識なく筆ペンで綺麗な文字が書けるようになります。
まずは筆ペンの持ち方など基本を身につけて、ボールペンとは違う筆ペンの魅力を楽しみながら勉強していきましょう。
当協会の以前に発信したブログの[筆ペンの使い方のコツを知って筆ペンを身近な存在に]では、筆ペンの種類や持ち方、上手に書くコツなどを詳しくご紹介しております。
筆ペンを扱う上でたいへん参考になると思いますので、ぜひ皆様にお読みいただきたいと思います。

◆筆ペンの使い方のコツを知って筆ペンを身近な存在にはこちら