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「第46回市民芸能祭」に出品いたしました

東広島市文化連盟、東広島支部の「第46回市民芸能祭」が、令和4年9月30日(金)・10月1日(土)と2日間開催され、私たち≪広島ペン習字教育協会≫も〈文芸展示の部〉として出品させていただきました。

今回のブログでは、その様子についてご紹介させていただきたいと思います。

〇東広島市文化連盟に加入して

平成20年に、当協会は公的な文化団体であります【東広島市文化連盟東広島支部】に加盟し(現、加盟団体67団体)活動の場を広げています。毎年、秋の「市民芸能祭」に参加し、作品展示の機会をいただいています。
その事で、当協会の講師達はじめ皆さんの士気を高め、意欲的に練習に向かえる機会になっていると、大変嬉しく思っています。

〇出品の課題について

「市民芸能祭」は、当協会で課題を選定しています。
大人(一般部)の出品課題は、当協会の母会であります【日本ペン習字研究会】が開催する、「全日本ペン書道展」の課題に準じた形でしたが、学生部の課題は、例年にない様式で取り組みました。

【(公)漢字能力検定協会】が主催しています「今、あなたに贈りたい漢字一文字コンテスト」を参考に『この漢字をあなたへ贈ります』と題して、贈りたい人、贈りたい漢字を選び、贈りたい気持ちを書いていただく・・・という企画にしてみました。
お手本もない中を、子供たちは思い思いの素直な気持ちを、大好きなご両親や兄弟、お友達に綴っていました。
また、地球規模でグローバルに社会に警鐘を鳴らす気持ちを紙面に訴える子供たちもいました。
戦争や地球環境にまで及んでいて「子供たちは素晴らしいな!」と感心しました。
決まったお手本を書く・・・のではなく、自由に自分の気持ちを自分の言葉でていねいに心を込めて書く今年の企画は、多くの来場の方々に称賛いただきました。
私たち講師達も、子供達の力に改めて感心させられました。

〇市長賞、教育長賞など、多くの賞に恵まれて・・・

大人(一般部)64点、学生部190点の出品でした。
出品の皆様からは、出品運営費をいただいての行事でしたが【文化連盟】という大きな公的文化団体のご支援もあり、さまざまな賞をご出品の皆様にお渡しすることができました。
出品の中での最高賞は東広島市長賞、そして、教育委員会教育長賞、文化連盟東広島支部長賞が上位3位までの賞となります。
10月1日(土)、ステージ発表の中の式典では、東広島市長、教育長、文化連盟東広島支部長がご来賓としてご臨席くださる中、『硬筆部表彰式』を挙行してくださいました。
市長、教育長、支部長から直接、賞状、カップなどを渡され、受賞者は感激もひとしおとなりました。
また、それぞれの教室でトロフィーなど、さまざまな賞で、賞状、ご褒美を手にした子供達はとてもステキな笑顔でした。
また大人の方にも、各教室で、それぞれの賞状や賞品をお渡しいたしました。
作品展示だけでなく、様々な賞のあることが今後の励みになるのではないかと思います。。

〇会場の様子について

好天にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。
特にご出品くださっている学生部の子供達が、ご両親やご兄弟、またおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にたくさん観に来て下さいました。
子供達が、ご両親に綴った感謝の気持ちに感激するご両親や、照れくさそうでもあり、嬉しそうでもある子供達・・・そんな子供達やご家族の姿をほほえましく見せていただくことができました。
また、作品や子供達と一緒にスマホでパチリ!パチリ!そんな多くのご来場の皆様の様子に、私たち講師達はとても心が和みました。
この様な発表の場は、出品者の意欲を高めるばかりではなく、まわりで応援して下さっている、ご家族の方などに日頃の学習の成果を感じていただけるよい機会になるのではないかと思います。
そして、私達≪広島ペン習字教育協会≫の運営を感じていただいたり、保護者の皆様とのコミュニケーションをはかる意味でも、私たち講師達にとっても、とても大切な機会だと思っています。

〇まとめ

このように、今回の「第46回市民芸能祭」の様子についてお伝えしてきました。
【東広島市文化連盟】という公の大きなバックボーンの中で、活動させていただけているからこそ、今回のように地元での発表の場を持たせていただけていることを、大変ありがたく思っています。
また≪広島ペン習字教育協会≫の講師の先生方の理解と沢山の協力があって、ひとつの行事にも取り組めているのだと思います。
これからも私たち≪広島ペン習字教育協会≫は、それぞれ手をたずさえて【東広島市文化連盟】と共に地元に根を張り、より質の高い教室運営を心がけていきたいと思います。