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ひらがなを順次ブログにしていますが、今回は【く】について考えてみたいと思います。
【く】の字源から‥
![](https://higashihiroshimapen.com/wp-content/uploads/2022/07/56f70c9dc689c4340e59380fc12dc6ab.jpg)
【く】の字源は〈久〉です。
画像のように〈久〉が少しずつ変化して【く】ができました。
画像のように〈久〉が少しずつ変化して【く】ができました。
書き出しの位置について
![](https://higashihiroshimapen.com/wp-content/uploads/2022/07/bb1f80b0c61e1151fb65abaa542ba290.jpg)
【く】は一画しかありません。
書き出しの位置や、折れの位置をしっかり掴めば比較的書きやすいひらがなだと思います。
書き出しは、縦の中心線より、やや右側で、高めから書き始めましょう。
中心線から書き始めると、ワクの左に寄ってしまい、文字の中心もズレてしまいます。(良くない例①)
また、書き出しが低いと、長さが短くなり、詰まった窮屈な字形になります。(良くない例②)
書き出しの位置や、折れの位置をしっかり掴めば比較的書きやすいひらがなだと思います。
書き出しは、縦の中心線より、やや右側で、高めから書き始めましょう。
中心線から書き始めると、ワクの左に寄ってしまい、文字の中心もズレてしまいます。(良くない例①)
また、書き出しが低いと、長さが短くなり、詰まった窮屈な字形になります。(良くない例②)
折れの位置について
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折れの位置は、横の中心です。
特に幼い子の〈く〉は、折れまでのななめ左に運んだ線が長く、折れの位置が横の中心より下がってしまいやすいです。
そのようになると、文字の重心が下がり、やはり、詰まった窮屈な字形になってしまいます。(悪い例①)
特に幼い子の〈く〉は、折れまでのななめ左に運んだ線が長く、折れの位置が横の中心より下がってしまいやすいです。
そのようになると、文字の重心が下がり、やはり、詰まった窮屈な字形になってしまいます。(悪い例①)
最後の止める位置について
![](https://higashihiroshimapen.com/wp-content/uploads/2022/07/b8b8f5afc2a161c067e153a55b45f677.jpg)
最後の止める位置は、書き始めの位置より、わずか右、わずか長めです。
字源である〈久〉を考えるとご理解いただけると思います。
止める位置が、書き始めの位置より手前、短いと不安定な字形になります。(良くない例①)
字源である〈久〉を考えるとご理解いただけると思います。
止める位置が、書き始めの位置より手前、短いと不安定な字形になります。(良くない例①)
◯まとめ
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たった一筆の【く】ですが、掘り下げて見ると、注意点がいくつか見えてきました。
それぞれの注意点を理解して、バッチリ書けるようにしたいですね。
それぞれの注意点を理解して、バッチリ書けるようにしたいですね。