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ペンの光のご紹介~受験部の課題について~

ペンの光のご紹介ということで、日本ペン習字研究会刊行の「ペンの光」の内容をご紹介してきました。

今回のブログでは「受験部」の課題についてご紹介していきたいと思います。

◯ペンの光「受験部」の課題について

以前、「漢字部の課題について」というブログでもご紹介しましたが、ペンの光は《文部科学省・全国都道府県教育委員会後援 日本技能検定協会連合会推薦硬筆書写技能検定受験指導誌》と明記しています。
受験部の課題は、硬筆書写技能検定で出題される、タテ書き文章、ヨコ書き文章を書く問題に沿っていて、受験に大変役立ちます。
また、ペンの光誌での〈昇格試験〉の受験にも大いに役立ちます。
ペンの光誌の、ペンの規定課題では三段・四段に昇段すると年1回、五段以上になると年に2回、昇格試験を受験することが出来ます。
今回のブログでご紹介しています「受験部」の課題はその〈昇格試験〉にも沿った内容になっています。
「受験部」の課題は、毎月の練習が〈硬筆書写技能検定〉・〈ペンの光の昇格試験〉のどちらの受験にも繋がるので大いに活用いただきたい部門です。

◆「規定部」の課題についてのブログはこちら

◆「漢字部」の課題についてのブログはこちら

◆ 硬筆書写技能検定についてのブログはこちら

タテ書きの文章課題

硬筆書写技能検定のタテ書きの文章課題では、3級以上は「漢字は行書で書くこと」と指定されています。
受験部のタテ書きの文章課題は、行書を用いた文章課題となっています。
字形に加えて、枠に対する文字の大きさや、中心の整え方、字間の取り方などをにも注意して練習していきましょう。
また、ひらがなを連綿で書く際のお手本と解説も記載されているので、連綿の書き方も学ぶことができます。
硬筆書写技能検定のタテ書きの文章課題は、2級以上では、ひらがなを連綿で書いてもよいことになっています。
タテ書きの文章課題に取り組みながら、美しい連綿の書き方も身につけていけるといいですね。

ヨコ書きの文章課題

硬筆書写技能検定試験のヨコ書きの文章課題に沿った内容です。
数字や欧文など、さまざまな文字をバランスよく書けるように練習していきましょう。
規定部の課題でも、月によってヨコ書きの短文が課題となることがありますが、ペンの光の中で唯一「ヨコ書きの文章」を練習することの出来る課題です。
ヨコ書きの場合、中心の整え方や字間の取り方などは、タテ書きとは違った難しさがあると思います。
タテ書きを練習する機会が多いペン習字ですが、日常生活においては「ヨコ書き」で文字を書く機会も多いと思います。
この課題で、ヨコ書きに慣れることで、日常生活にも役立てていけると思います。
※ペンの光では「よこ書きをキメる講座」と題して、よこ書きならではの美しく書く秘訣が連載されています。

◯まとめ

ペンの光の〔受験部〕の課題で、タテ書き・ヨコ書きの文章の練習をすることは、日常生活にも大いに役立てられると思います。
また、硬筆書写技能検定・ペンの光の昇格試験を受験される方にとって、たいへん参考になる課題です。
ペンの光誌の〔受験部〕を活用して、硬筆書写技能検定の資格取得や、日本ペン習字研究会の師範を目指して~など、目標を持って取り組んでいただけると嬉しいです。

◆ペンの光のご紹介はこちら