![](https://higashihiroshimapen.com/wp-content/uploads/2022/03/1647846560628-f200a8b6-1e6b-43ac-9b82-a969bee6de75_-e1647902853951-1024x606.jpg)
辻井京雲先生著、図解「漢字の成り立ち事典」を読んでいたところ、日頃、私たちにとっては馴染みのある「筆」という文字の成り立ちについて知ることができました。
私にとりましては、とても興味深い内容でしたので、今回のブログにしてみました。
「筆」は元々「聿(いつ)」だった?
![](https://higashihiroshimapen.com/wp-content/uploads/2022/03/1647835699632-dbb30678-cfee-4808-bfc7-f99c64fc2520.jpg)
「筆」は筆を持つ姿からできたようです。
最も古い字形は「竹かんむり」のついていない「聿」だったようです。
最も古い字形は「竹かんむり」のついていない「聿」だったようです。
「筆」の形になったのは?
![](https://higashihiroshimapen.com/wp-content/uploads/2022/03/1647835952637-58c62657-3d89-4d05-b6cf-93a5aacbe870_-e1647903634169.jpg)
「竹かんむり」がついた現在の「筆」の形になったのは、約2,200年前のようです。
それ以前の「ふで」の軸は、木の棒のようなものだったようですが、その頃の将軍、蒙恬(もうてん)が、竹の軸をつけた現在の「筆」を発明したと伝えられているようです。
「聿」の「ふでづくり」は「竹かんむり」のつく前の「聿」が用いられているということなのでしょうね。
それ以前の「ふで」の軸は、木の棒のようなものだったようですが、その頃の将軍、蒙恬(もうてん)が、竹の軸をつけた現在の「筆」を発明したと伝えられているようです。
「聿」の「ふでづくり」は「竹かんむり」のつく前の「聿」が用いられているということなのでしょうね。
「聿」と「者」を組み合わせてできた「書」について
![](https://higashihiroshimapen.com/wp-content/uploads/2022/03/CC_Express_20220321_1409030.0016427200017934407-e1647903659181.jpg)
筆と同様、「書」という文字も私たちにはとても馴染みのある文字です。
画像のように、「書」の元の形は、「ふで」を手に持つ形の「聿」と「者」を組み合わせた形だったようです。
ここでは「日」を紙の形と考え、筆で紙に文字を「かく」ことを「書」と表したようです。
画像のように、「書」の元の形は、「ふで」を手に持つ形の「聿」と「者」を組み合わせた形だったようです。
ここでは「日」を紙の形と考え、筆で紙に文字を「かく」ことを「書」と表したようです。
まとめ
![](https://higashihiroshimapen.com/wp-content/uploads/2022/03/CC_Express_20220321_1324300.7265040268565452-scaled-e1647903679595.jpg)
「筆」の成り立ちについて、すでにご承知であった方も多くいらっしゃったかもしれません。
今回は、私が「へぇー、そうだったの?!」と思ったことを、ブログにしてみました。
引用させていただきました「漢字の成り立ち事典」や、土屋秀宇先生のご著書「漢字ワールド」などは、漢字にまつわる
興味深い内容ばかりでした。
これからも、「書く」という側面だけでなく、色々なことに関心を寄せていきたいと思います。
今回は、私が「へぇー、そうだったの?!」と思ったことを、ブログにしてみました。
引用させていただきました「漢字の成り立ち事典」や、土屋秀宇先生のご著書「漢字ワールド」などは、漢字にまつわる
興味深い内容ばかりでした。
これからも、「書く」という側面だけでなく、色々なことに関心を寄せていきたいと思います。