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毛筆タイプの筆ペンを色々試してみました。

ペン習字を学んでいる私達は、筆ペンでもお稽古をしています。

それぞれ使い慣れたお気に入りの筆ペンを使って書いていることが多いので、なかなか他の種類を使うことがありません。

そこで、今回のブログでは、いつも使っている筆ペン以外も試してみようということで、使いやすさや、書き心地など感じたことをお伝えさせていただきます。

ぺんてる筆〈中字〉(FL2L)の使い心地について

ぺんてるの筆ペンの中で、最もスタンダードで、一般的に買い求めやすい商品です。
インクはさらさらして、筆運びがスムーズで使いやすいと思います。
〈中字〉と聞くと太いと思われるかもしれませんが、細い線も、太い線も書きやすく、適度な柔らかさがあり、強弱を表現しやすいのではないかと思います。

ぺんてる筆〈中字〉(FL2L)
定価 550円(税込み)

ぺんてる筆〈つみ穂〉(FL2U)の使い心地について

見た目は〈中字〉とほとんど変わらないのですが、〈中字〉の穂先と比べると〈つみ穂〉の方が鋭く見えます。
穂先の毛をつんで、コシを強くしているのだそうです。
入筆した時に感じる穂先の感覚は〈中字〉よりコシが強く感じます。
細い線や、小さな文字も書きやすく、シャープな線が書けるような気がします。

ぺんてる筆〈つみ穂〉(FL2U)
定価 550円(税込み)

墨液 ぺんてる筆〈中字〉FP6L
の使い心地について

穂先の感じは、中字と同じ感覚です。
水性の顔料インクなので、始めはさらさらして書きやすく、すぐに乾くので、書いたものがこすれて汚れる心配が少ないと思います。
時間がたつと、穂先の表面が乾いて、筆運びが重くなるので、濡れティッシュのようなもので拭いてから書く必要があると思います。
賞状などを書く時などには、汚れる心配が少ないので使いやすいと思います。

墨液 ぺんてる筆〈中字〉FP6L
定価 660円(税込み)

ぺんてる筆〈すき穂〉FL2Vの
使い心地について

〈中字〉、〈つみ穂〉と見た目はほぼ同じですが、穂先のコシは感じにくく、〈中字〉、〈つみ穂〉と比べてかなり柔らかく感じます。
パッケージにも「仮名文字、草書体等の流麗な文字に最適な穂先」と書かれてあり、より筆に近い書き心地かなと思います。
筆ペン初心者の方には、難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ぺんてる筆〈すき穂〉FL2V
定価 550円(税込み)

24号墨液 くれ竹筆 極細の使い心地について

穂先が短いので、細い線は書きやすく感じますが、太い線は出しにくく、線が単調になる感じがします。
強弱を表現したい場合には、不向きかもしれませんね。

24号墨液 くれ竹筆 極細
定価 550円(税込み)

まとめ

今回のブログでは、私たちが普段使っている毛筆タイプの筆ペンの中から、比較的ご購入しやすい種類をピックアップして、書き心地をお伝えさせていただきました。

普段、書き比べることがあまりないので、穂先の違いで、こんなにも書き心地が違うのかと驚きました。

筆ペンは、祝儀袋や、年賀状の宛名書きなど、いつも使うものではないかもしれませんが、ご自分に合うものを準備しておくと、いざという時に慌てないですみますね。
今回のブログが皆さんの筆ペン選びの参考になれば幸いです。